Works >> house
限られた予算内で最大限の居住空間を確保するため、無駄を省いて骨組みをそのまま現し、材質を線材としてその断面がわかるような陰影のある使い方をした。2階の床材がそのまま1階の天井材を兼ね、断熱材を挟み込んだ折板の屋根が2階の天井材を兼ねており、表出した柱、梁にサッシュ・ガラスを貼り付けた。母屋や垂木を省いたシンプルな構造がダイナミックな空間とリズミカルな透明感を醸し出している。